切れ痔のぱぱちんが苦労してウンコを出すために駆使しているテクニック
ぱぱちんは、「超高密度ベンピ便」の体質と、切れ痔の繰り返しによる「肛門狭窄」により、まいにちの排便でたいへん苦労しています。
ウンチの状態が、ふつうの人なら程よい太さ・固さでも、ぱぱちんの場合は「モン絶」することになります。
排便に苦労する要素は、大きく分けると、「肛門が狭い」「ウンコが固い」と、「フン張りきれない」ですかね。それぞれ、どんな状況かといいますと・・・
1.肛門が狭い
ながねんの切れ痔による「肛門狭窄」です。もう、ホントに狭い。
で、間違えてウンコにあわせて広げようのもなら、キレる。
子供のころ、太っとい長~い立派なバナナのようなウンチを「ボトっ!」と出せていた頃が、懐かしいです。
2.ウンコが固い
食事や排便習慣の維持改善につとめていますが、ウンチが出せない日もあったり、運動不足だったり、カイシャのストレスがあったり、それらの要素が、コチコチ便、カチカチ便、コロコロ便、を作り出してしまいます。
そうならないような努力と、なってしまった場合の対処は、分けて考える必要がありますな。
3.フン張りきれない
フン張りきれないのは、切れ痔の恐怖と、排便が長引くことにあります。
切れ痔の恐怖については、ここでぱぱちんが説明するまでもないと思いますが、そのキレ痔怖さに、筋肉で肛門を引き締めてウンチを絞り出すような出し方をしているため、排便が長引き脱肛気味になり、精根尽き果て、便意が消滅します。
そして、切れはせずとも、オシリの穴がジンジン、ヒリヒリと、痛むのです。
さて、それぞれ対策はというと・・・
1.肛門が狭い
(1)可能な限り広げる
便意を逃してはなりませんが、あまり慌てすぎるのもダメです。
「直腸肛門反射」により、肛門自体が広がるのを待ちます。
また、ウンコがカチカチでそのまま出せそうにない場合は、ワセリン、軟膏などを塗った指で、肛門をマッサージすると、わずかですが広くなります。
(2)潤滑する
オシリの穴を、潤滑します。
水、つまりウォシュレットで十分、肛門内部まで流水を行きわたらせます。
水だけで不足の場合は、ワセリン、軟膏、グリセリン(浣腸)を用います。
前日から不利な状況がわかっているときは、坐薬を潤滑剤がわりに挿入しておくと、なかなかの効果があります。
ただ、坐薬もワセリンも軟膏も浣腸も、ユビやモノを挿入する方法は、かえってオシリの穴を傷つける可能性があるので、あまり気楽に行うことはできません。
(3)姿勢と呼吸
便座に対する姿勢は、「直腸と肛門の角度から、前かがみに座る、つま先を立てる姿勢がよい」という記事をよく見かけます。
ただし、ぱぱちんの場合は、どちらかというと背筋をまっすぐした方が、出しやすいようにように感じます。
また、その姿勢の方が呼吸が楽です。
たいがい、緊張から下腹にチカラが入っていますので、深く息を吐いておなかを緩めると、リラックスでき、肛門の緊張もほぐれます。
2.ウンコが固い
(1)出口の固まりを崩す
肛門の手前で、栓になってしまっている便のことですね。
ウォシュレットで流水を当てることで、ウンコの固まりが崩れるまでいかなくても、尖った部分と皮膚のユチャクを緩和できれば、状況が改善します。
カチカチ便が肛門より大きく、もうそれ以上、進めない状況ならば、ウンコを肛門でホールドしたまま、尾骨の下あたり、外から直腸を指圧しつつ、肛門でウンコを締め付けると、固まりを崩すことができる場合があります。
「尾骨の下あたりから直腸を指圧する」
ただし、あまり強引にやりすぎると、かえって肛門に傷がつきます。
この方法は、もう摘便の領域?かもしれませんが、切れ痔の方の事例や、コロコロ便対策の事例もありましたので、対処に困って指圧している人も、少なくないかもしれません。
(2)摘便
出口の栓だけでなく、うしろの便まで、ガチガチの場合です。
この状態では、上で書いた指圧をしても、おそらくすべて出し切る頃には、血まみれになっていると思います。
ぱぱちんは、自己責任で摘便をします。
本来は、医療機関を受診するべきかもしれませんが、その時の状況と、現実に自分でできるか?で、総合的に判断することになるでしょう。
摘便そのものの方法は、「安全で苦痛の少ない摘便法」など、ネットで各種の情報を見つけることができます。
最低限、爪が切ってあること、衛生的な指サックや、十分な潤滑剤で肛門をマッサージしておくこと、またぜんぶ指で掻き出そうとせず、少し崩したらフツウに踏ん張ることを繰り返す、など極力、腸壁に負担をかけないようにする必要があります。
3.フン張りきれない
(1)便意の強化
便器に座ってからは、おなかの「の」の字マッサージが、効果があります。
右の下腹、上行結腸を持ち上げるようにすると、ウンチが動き出します。
あとは、両手のひらを組んで、そのまま頭の上に持ち上げて、背伸び状態にして、腕を左右に円弧状に振る、肩を左右にまわすなどストレッチすると、同様の効果があります。
(2)いきむ
これは人により様々なようで、「いきんではダメ」「軽く瞬間的にいきむ」「息を吐きながら下腹を凹ます」など、自分の状態にあった方法を探す必要があります。
ぱぱちんは、肛門が狭いため、そうとうな圧力をかけないと出ません。
ですので、いきむときは、深呼吸してから、呼吸を止めて、腹圧をかけます。
腹筋に力を込めすぎると脳の血管が切れそうになりますので、両手を腰において、踏ん張りながらも腰をひねったり、左手で下行結腸のあたりを押して、腸に外圧をかけて、ウンチを出すようにします。
(3)力まない、焦らない
それでダメなら、まだ便秘が深刻でない場合は、よく言われているとおり、無理をしないで、3分であきらめます。
力んだり、無理していきむと、ウンコが固くなくても、キレます。
すでに便秘が深刻な状態で、これ以上先延ばしできない場合は、いきむことは諦めて、浣腸を利用します。
(4)日ごろの鍛錬
「腹筋や、肛門括約筋の強化に効果あり」としている説明も多く見られます。
腹筋については、ぱぱちんはあまり感じていませんが、筋力の弱い女性や高齢者にとっては、有効な対策なのかもしれません。
肛門括約筋の強化は、方法としては、オシリの穴を締めるトレーニングを繰り返す、というものですが、実はぱぱちんも、このトレーニングを取り入れています。
実際に効果の有無を判定するのは、ムツかしそうですけどね。
なお、自転車は、肛門には負担がかかるので、やめた方がよいようです。
知り合いのサイクリストもそういっていました。
・・・以上が、「キレぢのぱぱちんが苦労してウンコを出すために駆使しているテクニック」でした。
さいごまでお読みいただき、たいへんお疲れさまでした。