ぱぱちんのオシリは毎日が大騒ぎ!

つま一人、こ一人。 高校生のときにキレ痔を発症。 爾後30年、ベンピがこれまた超ヒドく、まいにちトイレでモン絶中!

ストレスは病気の要因になるのか?の思索

さくねん、ぱぱちんは「潰瘍性大腸炎」に、おおいに悩まされた年でした。

この「潰瘍性大腸炎」を発症したのが、いまからおよそ20年ほど前、銀行を顧客とするシステムエンジニアとして、激務に就いていたときでした。

当時、20代後半で独身だったこともあり、不規則な生活、とくに食習慣はとてもホメられたものではく、「病気の発症要因は、生活習慣に起因するもの」と考えていました。

潰瘍性大腸炎は、常に症状のある人もいるようですが、ぱぱちんも含め、おおくの患者さんは、炎症の続く「活動期」と、炎症が一時的に治まっている「寛解期」をくりかえします。

罹患して数年は、病気との付き合い方がまだよく分からず、ヒドく悪化させて、何度か長期の入院加療が必要になりました。

その後は、生活習慣や食事にも改善をかさねて、30代後半から40代前半にかけては、良いときには3~4年、症状のない時期もありました。

しかし、40代中ごろから、もともといた会社の業績がわるくなって子会社に転籍になり、職種が変わったり、職場の雰囲気が悪くなったり、などの環境の変化からか、「寛解期」の間隔がだんだん短くなるようになり、さくねんはついに、一年のあいだに2回、3回と、炎症の発症を繰り返すようになったのです。

特に、この2,3年は、ぱぱちんのおつとめしている会社も業績の悪化から人員削減が進み、社員ひとりあたりの「負担」が増しています。

「負担」というのはさまざまで、ある人は長時間労働に喘ぎ、ある人は休暇が取れないなどの私生活への影響、また、職場の雰囲気も悪くなり、不公平感の充満、仕事の押し付け合い、また、そのポジションでは応じようの無い無理な職務や責任を与えられ、それによるメンタル疾患者の増加、そして、管理職も悪化する状況を「しかたがない」と放置、それだけならまだしも、大変迷惑なことに、「俺が会社を立て直す」的な、仕事最優先の拘束を、周囲や部下にヒステリックに押し付ける、甚だ迷惑な管理職が台頭してきたりするようになりました。

こういう管理職は、経営幹部にとっては非常に使い勝てがよいため、パワハラまがいの行為にうすうす気付いていても、つい重用してしまいがちです。

ぱぱちんは、末端の従業員に過ぎませんが、それでも会社に、仕事に非常にストレスを感じるようになっています。

ここらへんが、日本型サラリーマン社会の、限界ですかね。

 

・・・と、ながながと、ぱぱちんのストレス要素を書き連ねてしまいましたが、いっぽうの生活習慣はというと、切れ痔にはあいかわらず悩まされているものの、以前にくらべれば暴飲暴食もなく、早寝早起きで、潰瘍になる要素は見当たりません。

たまたま、近所に開業したクリニックが、消化器疾患をウリにしているようでしたので、いちど相談に行ったところ、医師がそれなりに潰瘍性大腸炎患者への知見が豊富らしく、その後は定期的に通院するようになりました。

そこの医師が、「潰瘍性大腸炎は、ストレスをためないように。むつかしいケドね!」と、口ぐせのように言うんですね。

もともと、病気発症の主要因を、生活習慣の悪さにあるもの、と思い込んでいましたが、このところの状況などから総合的に考えると、「じつはストレスが大きな要因になっているのかも」と考えざるを得なくなりました。

このところの、長時間労働と過労死の因果関係のように、ストレスも病気の要因になることが認められる風潮が強くなってくれば、会社や職場の風土改善も望めなくはありませんが、そうとう先のことになりそうです。

 

・・・ぱぱちんとしては、こうやってブログでいまの自分の状況を整理して、カイシャへの文句を吐き出して、小刻みにストレスを放出していくくらいしか、手立てはないようです。