ベンピ解消レシピ(その六)~親子おから(おからのぬか漬け高野豆腐式)
ベンピ解消!ぱぱちん流「親子おから(おからのぬか漬け高野豆腐式)」を紹介します。
ある意味、日本酒のお供にも最適です!?
さて、まずなにが「親子」なのか?というと、おからと、高野豆腐をつかっているからです。
いったん、素材の性質を整理しましょう。
- おから・・・豆乳を絞った残りかすで、大豆の食物繊維がほぼ残っている
- 高野豆腐・・・豆乳からつくられた豆腐を乾燥させたもの
高野豆腐は、グラムあたりの食物繊維が、普通の豆腐の数倍あります。
おからは、その高野豆腐のさらに数倍以上と、グラムあたりの食物繊維でいえば、ゴボウより多いのです。
なぜ、このような親子キャラクターを合わせたか?というと・・・
ぱぱちんは、いま、ぬか漬けに凝っています。
ぬか漬けといえば、ぬか床が、すぐ水っぽくなるんですな。
このお手入れが、なかなか大変。
そこで、生野菜のかわりに乾物を入れて、「水分を吸着する」という方法が出てきます。
たまたま、せんじつ使った「高野豆腐」の残りがあったので、面白半分にぬか床につっこんでみた、ワケです。
よく、水分を吸って、やくめを果たしました。
しかし、その後の食べ方が、よくわかりません。
もう、塩分をたんまりと吸って、おそらく相当に辛いです。
また、乾物に、火を通さないで食するのは、なんか抵抗がありますね。
そんなとき、須賀原洋行センセイの「よしえサンのクッキングダンナ・ゲキウマスイーツ&酒のツマミ編」を読んでいると、おからのレシピと、そこに「食物繊維が多い」という特ダネを発見しました。
これを見た瞬間、「これはもお、おからと高野豆腐の親子レシピをつくるしかないっ!」と、ヒラめいたワケです。
「よしえサンのクッキングダンナ・ゲキウマスイーツ&酒のツマミ編」須賀原洋行著 (2015年,バンブーコミックス)
さて、以下に、人類史上はじめてぱぱちんが行きついた、究極の異次元レシピを紹介しますっ!
「親子おから(おからのぬか漬け高野豆腐式)」
材料:
おから、ぬか漬け高野豆腐、にんじん、いんげん、長ネギ(ぬか漬け高野豆腐以外は、好き好きでどうぞ)
分量と作り方:
分量は、基本的にはふつうのおからの作り方と同じです。
ただし、味付けは、ぬか漬け高野豆腐がえらいしょっぱいので、塩やしょう油はやめて、ダシを気持ち、入れる程度で十分です。
なんか、失敗しそうな予感もしましたので、まず材料の半分で、保険の意味で、ふつうのおからを作りました。
ベンピ対策として、油はけっこうたくさんいれました。
「うん、うんまいっ!」
そして、ぬか漬け高野豆腐の試作工程です。
できあがり図は以下。
おやこ関係が、わかりますかね?
しょう油が入らないので、色白ですな。
さて、できあがりを試食!
一緒に食したつまは、最初「???とり肉はいってる?」とコメントし、つぎに、「な、何かが、隠されているなっ!」といいました。
まぁ、正直、ふつうのおからにくらべて、違和感というか、あたりまえだろうというか、高野豆腐のかたまりのところだけ、ぬか漬けの味がして、そのほかはほぼ味がなく、食べれなくもない(まずい、ともいう)レベルです。
高野豆腐部分を、サイコロ程度の大きさに切りましたが、もうおからと同レベルに、崩して細かくしてダシ代わりに入れたほうがよかったかもしれません。
でも、便秘には間違いなく効きますので、お試しあれ。
日本酒のお供にも・・・なんとか食べれますヨ!