ぱぱちんのベンピの履歴(その八)
もう、便秘とは、35年の長きにわたるつきあいです。
職場環境のストレスのため、「潰瘍性大腸炎」が再発するようになりました。
2015年の年末も「潰瘍性大腸炎」のため、三ヶ月間ほど、食事制限をしていました。
刺激物や油モノを避け、そもそも食事の分量を少なくします。
その生活を三ヶ月つづけたところ、95kg以上あった体重が、10kg近く、減少しました。
いつもなら、病状が改善すると、食事も元通りになり、たいがいリバウントしますが、このときは、さすがにリバウンドすると体重が100kgの大台にのりかねません。
そこで、ぱぱちんは決心しました。
この機会に、ダイエットするぞ!!
と。
もともと、学生の頃は72~3kgだった体重が、30代を過ぎると80kgの大台に、33歳で結婚したころに84~5kg、
その後、結婚相手が大食いのつまだったことや、「ぱぱちんミクス~第一の矢」で、ベンピ対策として「よく食べる」習慣をつけてしまい、40代半ばには、気がつくと95kgを超過するようになっていました。
さて、その95kg以上あった体重が、1年ほどまえの「潰瘍性大腸炎」の悪化で、85kgまでに減少しました。
よい機会と思い、その後も、ダイエット目的で、節食をつづけました。
朝は、キウイとヨーグルトとジュースのみ、昼は「クリーム玄米ブラン」だけ、夜は、おつまみやおかずは普通に食べて、ごはん抜きにしました。
すると、なんどかの停滞期を経ながらも、1年後には、ついに70kgを切るところまで、つまり1年とすこしの期間で、マイナス25kgのダイエットを達成したのです。
しかし、その間に、「潰瘍性大腸炎」も繰り返し発症したため、せっかく根付いた排便習慣、改善した腸内環境が崩壊してしまったらしく、「超高密度ベンピ便」も、繰り返すようになってしまったのです。
そして、その結果、キレ痔と摘便を繰り返すようになり、なんども傷ついたオシリの穴がきわめて狭くなってしまい、便がちょっと固いとすぐキレる、という悲劇の悪循環におちいってしまったのです。
ダイエットそのものは成功し、健康診断でも、いままで、中性コレステロールやガンマGTPなどは、CとかDばかりの判定だったものが、軒並みAに返り咲き、減量の効果には、おどろくべきものがありました。
しかし、ベンピにともなうキレ痔は厳しいほどに状況が悪化、はたして、ダイエットして正解だったのか、自問自答する日々なのです。